脈をうつような耳鳴りはある病気の可能性があります

脈をうつような耳鳴りはある病気の可能性があります

脈をうつような耳鳴りはある病気の可能性があります

 

脈を打つような音が聞こえる場合があります。これを拍動性の耳鳴りと言います。こうした拍動性の耳鳴りは極度の緊張状態に置かれた場合に聞こえる場合があります。しかし拍動性の耳鳴りが聞こえる人は、ある病気にかかっている可能性が高いのです。

 

甲状腺機能亢進症、いわゆるバセドウ病といわれる病気は、内分泌や代謝が人の数倍高く、脈が速くなり、代謝も活発になります。食べても食べても一向に太らず痩せていくという症状はバセドウ病の典型的な症状なのです。このバセドウ病は頻脈になるため、脈をうつ音が耳鳴りとなって聞こえることがあるのです。拍動性の耳鳴りを頻繁に聞くようになった場合、まずはバセドウ病を疑ってみるべきだと言えます。

 

拍動性の耳鳴りに加え、多汗症、振せん、振るえ、過食、体重減少、疲労感が強いなどの症状があれば、バセドウ病の可能性が非常に高いと言えるのです。バセドウ病は定期的な血液検査で、TSHなどの数値を見て行き、薬物治療を行っていきます。プロパジールやメルカゾールなど甲状腺ホルモンの分泌をコントロールする薬物を服用することで、TSH値を正常に戻すように治療していくのです。

 

このような治療を行っていくと、頻脈などの症状が正常に戻り、拍動性の耳鳴りは解消され、普通の人と同じように生活を営むことができるようになるのです。拍動性の耳鳴りは、バセドウ病以外に高血圧症や頭蓋内圧亢進症の可能性もあるのです。いずれにしても、拍動性の耳鳴りがある場合は、内科の受診を受ける必要があるのです。

 

また拍動性でないキーンという耳鳴りを感じた場合は、中耳炎や外耳炎、突発性難聴やメニエール病の可能性があります。この場合は耳鼻科医の診察を受ける必要があります。これらの耳の病気は放置すると最悪の場合難聴に陥ってしまう可能性があるのです。たかが耳の病気と軽く見るのではなく、きちんと早めに耳鼻科医の適切な処置を受けることが大切なのです。