ストレスが影響する心因性のめまい・耳鳴り

ストレスが影響する心因性のめまい・耳鳴り

脳の働きは様々なものがあります。
しかし、その働きはストレスによって大きく妨げられることがあるのです。

 

ストレスに関わる脳の三つの部分

人間の頭の働きは、三つの部分に分かれています。
一番下にある脳幹は、動物として基本的な動きをコントロールしている部分です。

 

手足を動かしたり、内臓を動かしたり、生命を保つのに必要な行為を行ってくれます。
そして、ここにストレスがかかると、それらの機能は大きく損なわれます。

 

例えば、心臓の鼓動が早くなったり、呼吸がしにくくなったりするのです。
他には、食べ物を飲みこむことが辛くなったり、平衡感覚が失われてめまいがおこったりする可能性もあります。
震えやけいれんが起こる事もあるのです。身体の動きや機能に大きく影響をあたえるため、不安になり、尚更症状が強く出てしまう人も多いです。

 

大脳辺縁系は、記憶や感情をコントロールしている

次に、大脳辺縁系は、記憶や感情をコントロールしている部分です。
記憶と感情を司っていますので、ここにストレスがかかってしまうと、様々な症状が出てきます。

 

感情と密接な関係がある自律神経の乱れが起こるため、目眩、頭痛、動悸、不眠などの症状が現れるのです。

 

記憶をコントロールする部分であるため、過去の出来事がまるで今起きている事のように感じてしまうフラッシュバックも、これらに原因があります。
うつになってしまったり、感情の揺れが激しくなることも同じです。

 

大脳新皮質-やる気や、言葉を話したり、知識欲などをコントロール

最後に、大脳新皮質は、霊長類にだけあるものです。やる気や、言葉を話したり、知識欲などをコントロールしています。
そのため、ここにストレスがかかると、ネガティブな考え方になったり、やる気を失ったりします。
仕事や勉強が嫌になったり、何かを知ろうとする意欲が損なわれてしまうのです。

 

このように、脳とストレスは密接な関係にあります。感情だけでなく、呼吸や内臓の動きまでも影響してしまうのです。
脳の働きは人間にとって、とても大切なものです。その働きを妨げてしまう恐れがある以上、出来るだけ発散する事ができる生活を送ることが大切になります。

 

ストレスが溜まると耳鳴りの原因になる

 

現代は広い意味で経済的、政治的に、身近な所では学校や会社、商売などでストレスがかかり易い社会になってきています。
ストレスが溜まると、体に色々な変化が現れます。
肩こりが治らない、耳鳴りがする、頭痛がする、下痢、便秘、動悸、息切れ等等、軽い症状から体の変化が起こります。
これらの症状はだんだん放っておくとひどくなってゆきます。

 

耳鳴りは、音が小さいと自覚症状がない場合もあります

中でも耳鳴りは、音が小さいと自覚症状がない場合もありますので、気がつくころはひどくなっているという事にもなりかねません。
また耳鳴りは他にも原因があるかもしれませんので、まず耳鼻科に行って、直接耳の病気かどうかを確かめる事が大切です。
そして、耳に異常が無いのであれば、他に耳鳴りの原因が有る事になります。

 

そして、ご自身で色々原因を調べてみる事もおすすめです。もし精神的にストレスが多くかかっていると分かれば、そのストレスの原因を取り除く事です。
仕事自体か、学校や会社での人間関係か、社会に対しての不満か、人それぞれでしょうが、可能な限り原因は取り除くことが大切です。

 

人間関係のストレス…

相手がある事ならなかなか他人を変えることは出来ませんので、自分の方で広い心を持った方が楽です。
抽象的なものが原因なら自分で納得するしか無いでしょう。

 

またストレスの溜まるとわかっている人や場所を避けるなど、環境を変える事も必要でしょう。
それでもすぐに耳鳴りが治まるとは限りませんが、ひどい場合は病院の薬と並行してストレスを溜めない努力は大事です。

 

血行不良による耳鳴り

耳鳴りは頭の血行が悪くても起こりますので、その前の体の変化として、肩こりがひどくなったなど、頭の血行が悪くなることが無かったかどうか思い起こしてみる事も大事です。結局は何らかのストレス状態が続いたことが大元の原因という場合が少なくありません。
やはり、ストレスを溜めない事がどのような体の症状にも当てはまる場合が多いと言えるでしょう。
あまり小さい耳鳴りを気にしすぎるのもきりがありませんが、原因を疑ってみることはしたほうが良いでしょう。