耳鳴りとめまいから疑うべきこととは
耳鳴りとめまいから疑うべきこととは
耳鳴りがし、めまいがする場合、疑われる病気があります。その一つがメニエール病です。メニエール病はまず激しい回転性のめまいに襲われます。また耳が非常に聞こえ辛くなる難聴も併発するのです。そして耳鳴りがし耳が詰まったような耳閉感が起こるのが特徴です。メニエール病はこの四つの症状が同時に起こったりするので、日常生活に様々な支障をきたすのです。
人によっては回転性のめまいが激しく、歩行困難になりトイレで排尿することも困難になる人もいます。また、めまい、難聴、耳鳴り、耳閉塞感が半日以上続く人もいて、仕事や家事に従事できなくなり、生活自体に支障をきたすこともあるのです。この病気は早期発見早期治療が鉄則です。早期に治療を施さないと、完治が難しく、生涯この病気と共生していかなくてはいけません。そのため難治性の病気としても有名です。
また耳鳴りがし、めまいがする場合、脳梗塞などの脳の病気が疑われるのです。たかが耳鳴り、たかがめまいと侮ってはいけません。こうした症状が出たら早急に医師に診て貰ったほうが良いと言えるのです。脳梗塞で倒れてしまうと、処置が遅れると植物人間や脳死の状態に陥ることがあるのです。また脳死の状態が長く続き、強いては死に至ることもあるので非常に怖い病気なのです。
また耳鳴りとめまいは病気以外にストレスによって発症することもあるのです。ストレスが蓄積しすぎると自律神経が乱れてくるのです。自律神経が乱れると自分の意思に反して、体の様々な器官に変調をきたすのです。その一つとして耳鳴りとめまいがあるのです。
しかしストレスによって引き起こされている場合は、生活習慣を見直しストレスを発散することを生活に取り入れれば、嘘のように耳鳴りの症状がなくなることがあるのです。ストレスによる耳鳴りの場合は、早寝早起きを心がけ、何か趣味を見つけ没頭し、疲れてぐっすり眠るよう心がければ、知らないうちにストレスが軽減され、耳鳴りもなくなっていくのです。
今月のアクセス数NO.1記事
耳鳴りとめまいから疑うべきこととは関連ページ
- 風邪の際に併発する耳鳴りに注意
- 耳鳴りは様々な病気の症状になり得ます。風邪をひいて、耳鳴りを感じることがありますね。その原因はウイルスが中耳に達していることによる場合があります。中耳炎を放っておくと、難聴になってしまうこともあるので、すぐに受診するようにしましょう。
- 中耳炎による耳鳴り症状
- 耳鳴りの原因のひとつとして中耳炎が考えられています。この場合、治療を行わないでそのままにしておくと聴覚に障害をきたしたり、鼓膜が破れてしまうこともあるために、一刻も早い耳鼻科への受診が求められています。
- 子供の耳鳴りの原因と治療
- 時として子供が泣き出したり、耳鳴りを訴えることがあります。たいていの場合は、耳鼻科系の疾患が疑われますが、素人判断は禁物であるために、なるべく早いうちに小児科や耳鼻科に来院し診察を受けさせると良いでしょう。
- 拍動性耳鳴りの原因とは?
- 拍動性耳鳴りは、通常の耳鳴りの様なキーンという感じの耳鳴りとは異なり、血流音に似た様な音が聞こえます。そして通常の検査では見つかりにくいので、放置しておくと最悪静脈瘤が出来て、くも膜下出血の危険性が有る場合も有ります。
- 耳鳴りとめまいに襲われ悩まされたら
- 耳鳴りやめまいはストレスによる障害であることもあり、内耳や中耳、三半規管に異常がない場合もあります。しかし、メニエール病や外リンパ瘻といった耳の病気、脳腫瘍などの脳への影響も考えられますので、医師に相談することが大切です。
- 片耳の耳鳴りからわかる病気について
- 耳鳴りがする事がたまにあるという方は意外と多いものです。しかし、片耳の耳鳴りだけが発生する場合があります。重大な病気であれば両耳が耳鳴りするものです。しかし、片耳だけの場合には、風邪などのウイルスが耳に到達した突発性難聴の可能性が高いです。
- 左耳だけに耳鳴りが起こった場合に考えられる病気
- 左耳片方だけで耳鳴りは、数日すると自然と治ってしまうことがあり放置してしまうことがありますが、決して放置していいというわけではないのです。 気になる症状が出たのならば一度耳鼻科へ受診し医師の適切な診断を受けた方がいいのです。
- メニエール病による耳鳴りを治療するには
- メニエール病の患者は、耳鳴りになることが多いです。しかし、これを治療せず放置しておくと、聴力低下に繋がります。服薬治療が一般的ですが、めまいや吐き気が強い場合は、注射や点滴もできます。まずは、専門医に相談しましょう。